佐久島での採集と観察 2019年 9月14日(土)

    • 今日(9月14日)は、第6回の観察採集会でした。今回の参加者は3名で、田中会長と堀田副会長に事務局の小鹿でした。

      天候もよく、3連休の初日ということもあってか、一色の港には島へわたる人も多く、臨時の便が出されるほどでした。一色港から約20分ほどで、佐久島の西港に上陸、主に島の周囲の道路を徒歩で移動しながら、堀田先生も田中先生もそれぞれ目的の採集観察をしながら、移動しました。

      島にはノカンゾウの花がピークのようで、黄色からオレンジの花を咲かせていました。北側の海岸には一部砂浜がありますが、ここでは打ち上げられた海藻類の下に潜んでいるたくさんの海浜昆虫類を観察できました。さらにもう少し高い位置にはハマヒルガオの群落があり、その下の砂地を海浜性のゴミムシダマシ類が忙しそうに歩いていました。同じ砂浜でアリジゴクの形をした虫を見つけました。おそらくは海浜性のオオウスバカゲロウの幼虫と考えられます。

      帰りは一色上陸後に、少人数の気楽さを活かして西尾市の鳥羽町周辺で採集を行って来ました。