西浦半島で生き物観察 2022年5月1日(日)


  • (小鹿記録帳)

     2022年5月1日、本年度第3回の観察採集会として、山崎先生・堀田先生の担当による西浦半島を実施しました。

     この日はあいにくの下り坂の天気で、集合時間の9時30分の段階ですっかり曇り空でした。西浦のヨットハーバー付近の駐車場から歩いて、すぐ目の前にある松島に渡りました。とても小さな島ですが、昭和12年ごろに公共事業として石を積んで陸続きにしたそうです。現在もコンクリートで固められた橋でおよそ250mほどを歩いて渡ることができます。ゴールデンウィーク中とあって、潮干狩りを行っていました。プラスチックのバケツを持った観光客の中を昆虫採集の網や胴乱を携えたグループが行くのも、少し変わった光景だったことでしょう。海浜植物を観察したり、マツなどについている昆虫を観察したりしました。

     しかし、10時半をまわったあたりから、いよいよ雨が本格的に降り始めて、急いで駐車場に引き上げることとなりました。残念ながら、この日の観察採集会はここで終わりになりました。短い時間の活動ながら、成果は会報などに報告されることと思います。写真の中央の奥に見えるのが松島です