日 時: 2022年 4月23日 (土) 18:00~19:20
会場: 安城市民交流センター 1階 活動室
会場参加者:金森・堀田・子安・杉坂・高橋(親子)・小鹿
Zoom参加者:杉浦・原田・伊木・近藤・濱嶋・大野・星野
講 演: 杉坂 美典 先生(岡崎市動植物調査員)『2022年における岡崎市のギフチョウの発生状況と保護活動』
〈小鹿便り〉今回の講演は、杉坂美典先生の「ギフチョウ保護活動、今年の現状」 と題し、先生が岡崎市の北山湿地で取り組んでいるギフチョウ活動の紹介です。ご存知のように岡崎市は条例によって、市内全域でギフチョウ保護のため「採集禁止」としています。毎年ギフチョウの発生期には、北山湿地周辺を地域のボランティアが見回りを行ったり、ヒメカンアオイに産み付けられた卵を確認したりといった活動を展開しています。ただそうした取り組みにも関わらず、岡崎市北山湿地のギフチョウは減少が続いています。そうした状況に対して、杉坂先生は北山湿地の中に飼育施設を作り、そこで羽化したギフチョウを放逐する活動をこの2年間行い、その成果と課題についてお話をいただきました。参加の皆さんからも活発に質問やコメントが出されて、岡崎市のギフチョウについて理解を深めることができました
一人一話:
金森:西尾市の東部の丘陵地にイノシシが定着した。
堀田:ウラシマソウを豊田市で見つけた。
高橋:ハンミョウを見つけたい。バッタの標本を作ったが,種名を知りたい。
伊木:段戸川でミミズの調査をし,珍種を採集した。
杉浦:浜北でスギタニルリシジミを探したが,見つからなかった。
近藤:岡崎市の北山湿地でギフチョウを観察できた。
子安:知多半島のエキノコックスは,過度な心配は不要という報告があった。
濱嶋:ヒメタイコウチを安城市で採集した。
原田:オオシモフリスズメは,4月いっぱいまで見られる可能性がある。
杉坂:豊田市でスギタニルリシジミを発見した。
小鹿:Zoomは1回40分間の制限時間があるが,2回目以降は,同じアドレスで接続可能。
☆以上、三河昆虫研究会HPと小鹿事務局メールより